ケージに入れずにお預かりする神戸の安心ペットホテル「ペットシッターかわい」

〒652-0047

神戸市兵庫区下沢通3丁目

第一種動物取扱業者【保管】

名称 (株)ペットコミュニティハウス

代表 河合 弥生

所在 神戸市兵庫区下沢通3丁目

種別 保管

登録番号 0417003号

登録年月日  2017年7月21日

有効期間末日 2027年7月20日

動物取扱責任者 河合 弥生

 

第一種動物取扱業者【訓練】

名称 (株)ペットコミュニティハウス

代表 河合 弥生

所在 神戸市兵庫区下沢通3丁目

種別 訓練

登録番号 0417004号

登録年月日  2017年7月21日

有効期間末日 2027年7月20日

動物取扱責任者 河合 弥生

寒い寒い季節となりました。

栄養たっぷりの旬の食材は、体を元気にしてくれます。

ワンちゃんの食事にも、ぜひ取り入れてあげてくださいね。

 

●小松菜

 

小松菜は、1年を通してスーパーで手に入れることができますが、
12月~2月にかけて旬を迎えます。

「野菜の優等生」と呼ばれるだけあって、小松菜は栄養価の高い野菜のひとつです。

 

豊富に含まれる栄養素の中でも、注目してもらいたいのが「カルシウム」です。
小松菜のカルシウム含有量は、野菜の中でもトップクラス。
ほうれん草の3倍以上とも言われています。

 

カルシウムは、ワンちゃんにとって特に重要とされるミネラル分です。
歯や骨を丈夫にしてくれますし、神経や筋肉の活動を円滑に進むようにサポートする働きがあります

 

また、βカロテンも豊富に含まれているので、免疫力アップや皮膚・粘膜の強化が期待できます。

 

小松菜は、寒い季節から体を守ってくれる頼もしい食材。
しかし、ワンちゃんに与える際には、茹でてから与えるようにしたほうが、安心です。

 

 

それは、尿路結石の原因となる「シュウ酸」を防ぐためです。
小松菜には、ほんのわずかですがシュウ酸が含まれています。
しかし、シュウ酸は茹でて水にさらすことで軽減することができます。
ワンちゃんにとっても、生のままよりも消化がしやすくなりますので、茹でてから与えるようにしましょう。

 

●ブロッコリー

 

11月~2月に旬を迎えるブロッコリーは、栄養たっぷりの健康食材です。

ブロッコリーにはビタミンが豊富に含まれています。
特に多く含まれているのがビタミンCで、その含有量はレモンよりも多いと言われています。

健康なワンちゃんは、体内でビタミンCを生成することができます。
しかし、高齢のワンちゃん、病気で薬を飲んでいるワンちゃんなどは体内で生成する分だけでは足りないこともあります。

 

ビタミンCには老化の原因となる体の酸化を防ぐ効果や、
健康な皮膚や骨を作るのに役立ちますので、食事で補給できると安心ですね。

小松菜と同じように、シュウ酸を含む食材なので、茹でてから与えてあげるようにしてくださいね。

 

 

●ごぼう

 

ごぼうは栽培された地域によって、旬が異なります。
関東より北の地方では11月~12月、関西地方では「若ごぼう」と呼ばれ、2月~3月に旬を迎えます。

ごぼうといえば「食物繊維」が有名ですよね。
ごぼうに多く含まれている「イヌリン」という食物繊維は、腸を刺激し腸内環境を整えてくれます。

 

また、同じく食物繊維の一種である「リグニン」は、体内の有害物質を吸着し排出する働きがあると言われています。

イヌリンとリグニンの効果で、ごぼうは、ワンちゃんの体を内側からきれいにしてくれます。

 

ごぼうを与える時の注意点は、「大量に与えないこと」です。
ワンちゃんの健康に役立つ食物繊維ですが、ワンちゃんにとっては消化しにくい成分のひとつです。そのため、大量に食べると消化不良を起こしかねません。

 

ごぼうを与える時は、できるだけ細かく、小さく刻み、柔らかくなるまで加熱するようにしましょう。

 

 

 


 

寒い寒い季節となりました。
栄養たっぷりの旬の食材は、体を元気にしてくれます。

ワンちゃんの食事にも、ぜひ取り入れてあげてくださいね。

 

 

●蕪

蕪は3月~5月にかけての春、11月~1月にかけての秋冬の2回、旬を迎えます。
季節によって、おいしさにも特徴があります。

3月〜5月にかけての蕪は、皮が薄くて柔らかく、みずみずしいのが特徴。

そして、11月~1月にかけての蕪は、甘味が増してよりおいしくなると言われています。

 

蕪にはワンちゃんの健康に役立つ栄養がたくさん含まれています。

 

中でも注目してほしいのが、「βカロテン」「カリウム」です。

 

βカロテンには抗酸化作用があり、肌の健康維持やガン予防に効果があります。

 

カリウムの利尿作用は、体内の水分量を調節してくれるので、代謝アップが期待できます

 

また、蕪に含まれる消化酵素アミラーゼは、でんぷんなどの栄養を分解し、消化を高めてくれますし、
栄養の吸収を助けてくれす働きもあります。
そのため、蕪は整腸作用が高く、ワンちゃんのお腹にやさしい食材です。

 

与える量の目安は、1日20g(体重5kgのワンちゃん)と言われています。

 

初めて食べさせる時には、少量からスタートすると安心です。

 

 

●水菜

 

水菜は、冬の食卓に欠かせない食材のひとつ。
年間を通してスーパーで見かけますが、11月〜2月にかけてが本来の旬の季節です。

 

水菜はもともと、京都の伝統野菜として知られていました。
しかし今では、日本全国で栽培されるようになり、最近では茨城県が「生産量日本一」を誇っています。

 

水菜は淡色野菜かと思われがちですが、立派な緑黄色野菜。
シャキシャキした歯ごたえが人気ですが、栄養もたっぷりの優秀食材です。

 

水菜は、わんちゃんの体を病気から守り、強くしてくれる野菜のひとつ。
豊富に含まれるビタミンCは、体の抵抗力を強化し、風邪・感染症の予防に効果的です。

 

また、あまり知られていないかもしれませんが、実は水菜にはカルシウムが豊富に含まれています。
「カルシムが豊富な野菜」として知られる小松菜よりも、その含有量は多いと言われています。
カルシウムは骨を丈夫にしてくれるので、骨粗しょう症の予防に効果的です。

 

水菜は歯ごたえのある野菜。
与える時は、ワンちゃんが食べやすいように、小さく刻んであげましょう。
また、食物繊維も豊富なので、食べ過ぎには注意が必要ですね。

 

 

●鰆

 

さわらは「魚」に「春」と書きます。
名前の通り、「春を告げる魚」として、古くから親しまれています。
また、冠婚葬祭に用いられることも多く、懐石料理には欠かせない魚のひとつです。

 

回遊魚である鰆の旬は、関東・関西によって異なりますが、「12月〜5月頃までが旬」と言われています。

 

鰆は、ワンちゃんにもぜひ食べてもらいたい、健康な体づくりに役立つ魚です。

 

鰆の魅力は、良質なタンパク質。
肉よりも体内で消化されやすいと言われています。

 

また、不飽和脂肪酸と呼ばれる「DHA(ドコサヘキサエン酸)」「EPA(エイコサペンタエン酸)」が豊富に含まれています。
DHAには、脳の働きを活発にし、学習能力・記憶力を高めてくれます。
高齢のワンちゃんにとっては、認知症予防効果も期待できます。

 

また、EPAは、コレステロールや脂肪分を減らす効果がありますので、動脈硬化・心筋梗塞を予防に役立ちます。

 

与える際には、骨に注意してください。
人間にとっては気にならない小さな骨も、ワンちゃんにとっては危険になることもあります。
「よく噛んで食べる」ということが苦手なワンちゃんは、骨をそのまま飲み込んでしまう可能性が高いです。
その結果、口や喉を傷つけたり、胃腸に負担をかけてしまうことも考えられます。
骨をきちんと処置してから、ワンちゃんに与えてあげるようにしてくださいね。


日に日に寒さが増す12月。
水分量、運動量が減りやすい冬は、ワンちゃんも便秘になりやすい季節。

 

「犬の便秘は万病のもと」とも言われています。

 

12月に旬を迎える食材は、そんな悩みを解消してくれます。

 

手作りご飯の食材として、いつもの食事のトッピングとして、
ぜひぜひ活用してください!

 

 

●レンコン

穴の開いた見た目から「先を見通せる」縁起物として重宝されるレンコン。
ワンちゃんの体にとっても、お腹に優しい健康的な食材です。

 

豊富に含まれている食物繊維は、有害物質を排出し、腸内環境を整えてくれます。

 

また、実はビタミンCも豊富に含まれているレンコン。

 

疲労回復、風邪予防などの日々の小さな病気にも役立ちますし、
老化、ガン予防にも効果が期待ですきます。

 

注意点は「ワンちゃんが食べやすいように」与えること。

 

他の食材でも同じことですが、食物繊維が豊富に含まれているレンコンの場合、
特に気を付けていただきたいです。

 

「薄く切る」「細かく刻む」「すりおろす」など、ひと手間かけると、
ワンちゃんの体への負担を軽くすることができます。

 

 

●白菜

 

冬野菜の代表・白菜。12月~2月に旬を迎えます。
中国では昔から「不老長寿の薬膳食材」として重宝されてきた、健康野菜です。

 

白菜の95%は水分です。
そのため、含まれる栄養素は微量ですが、まんべんなく様々な栄養素を含んでいます。

 

注目したいのはビタミンC、カリウム、食物繊維。

 

ビタミンCは風邪予防・免疫力の向上に、カリウムは腎臓機能をよくし、利尿作用を促進してくれます。

 

有害物質を排出し腸内環境を整えてくれる食物繊維は、
ワンちゃんにとって消化しにくい栄養素でもあります。しかし、白菜の繊維やわらく、ワンちゃんも消化しやすいでしょう。

 

加熱してやわらかくしてあげると、さらに食べやすく、負担も少ないです。

 

 

●鯖

 

「家庭料理の魚」の代表、鯖。
1年を通してスーパーに並んでいますが、旬は10月〜2月です。

 

鯖は「青魚の王様」と言われるくらい栄養価が高く、ワンちゃんも大好きな魚のひとつです。

 

特に豊富なのが不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)です。
DHA、EPAはどちらも、体にとってよい働きをしてくれます。

 

血液をさらさらにする効果があり、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞の予防、生活習慣病から体を守ってくれます。

 

また、ビタミンが豊富に含まれているのも、鯖のいいところ。
特に注目したいのが、ビタミンD。
カルシウムやリンの吸収をよくして、骨を強くする働きがあります。

 

与える時の注意点は、生ではなく、加熱したものを与えるということです。
なぜならば、ごくまれにですが、生ものには寄生虫がついていることがあるからです。

 

寄生虫は加熱することで除去できますので、必ず火を通してから与えるようにしましょう。

 

また、与える前には、骨を取り除いてあげるか、骨が柔らかくなるまで煮込んでからにしましょう。
そのまま飲み込むと、魚の骨が喉や内蔵に引っかかってしまう可能性があります。

 

 

※河合弥生のオリジナルレシピはこちらからご覧いただけます!
https://www.gex-fp.co.jp/lacook/recipe/

 

 

 

 

 

 


冬が始まる11月。
とっても身近な食材たちが旬を迎えています。

スーパーでも食卓でも、
レギュラーメンバーとして活躍してくれてる食材たちですが、
やっぱり旬の季節はひと味もふた味も、おいしさが違います。

「ぜひ改めて、味わってもらいたい」

そんな11月の旬食材をご紹介します。

 

 

●大根

11月~2月に旬を迎える大根。
豊富に含まれたカリウムは、利尿作用を促進し、体にたまった老廃物を排出してくれます。

 

さらに、大根にはジアスターゼなどの消化酵素が多く含まれているので、穀類などと一緒に与えると
消化を助けてくれます。
また、胃腸が弱っている時、肝機能が低下している時のサポート食材としても有効です。

 

消化酵素の特徴は「熱に弱い」こと。
そのため、大根を与える時には「生のまま」がいいでしょう。
大根おろしにして与えると、ワンちゃんも食べやすく、おすすめです。

 

捨ててしまいがちな葉の部分は、実は立派な緑黄色野菜です。
抗酸化作用の高いビタミンC、E、カロテン、カルシウム、鉄分など、栄養素が豊富に含まれています。
加熱調理をして、細かく刻んで与えてあげましょう。

 

大根に含まれる辛味成分は、胃腸を刺激するため、食べ過ぎるとお腹をこわしてしまいます。
初めて与える時には特に、様子を見ながら少量ずつ与えるようにしましょう。

 

 

●人参

 

年間を通してスーパーで販売されている人参は、食卓の常連さん。
4月~7月の「春夏にんじん」、11月~12月の「冬にんじん」と2回の旬を迎えます。

 

「甘味も栄養価もぐっと増す」

 

と言われている冬にんじんは、ワンちゃんにとって低カロリーで高栄養価な健康食材です。

 

豊富に含まれている食物繊維は、便通を改善し、腸内の発がん物質を体外に放出する働きが期待できます。
また、βカロチンには強い抗酸化作用があり老化防止に役立ちます。

 

その他にもビタミン類が含まれている人参は、栄養バランスの良い食材と言えます。
特に、お腹の調子を崩しやすいワンちゃん、成犬~シニア期のワンちゃんにおすすめです。

 

人参の与え方としては「生よりも加熱」がおすすめです。
生で食べたらダメ、というわけではありませんが、消化不良の原因になるかもしれません。
特に、手作り食を始めたばかりのワンちゃんは注意してあげてください。

 

そして、βカロチンには加熱することで吸収が高まる性質があります。
そのため、加熱調理したほうがワンちゃんの体により優しく栄養を届けてあげることができます。

 

飼い主さんの中には「人参を過剰摂取すると危険」という説をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
βカロチンは体内でビタミンAに変わります。
人参をたくさん食べると、ビタミンAが過剰になり、肝臓に負担がかかるのでは…
というのがその説の根拠とされています。

 

しかし、体に必要な量しかビタミンAには変わらないので、心配しなくて大丈夫。
安心してワンちゃんに与えてあげてください。

 

甘味の強い冬にんじんは、ワンちゃんが喜んで食べてくれる食材のひとつです。
いつもの食事のトッピングや、おやつにおすすめです。

 

 

●鮭

 

私たちにとって身近な魚NO.1の鮭。9月~11月に旬を迎えます。

優れた栄養価を持つ「スーパーフード」として注目されている鮭は、
ワンちゃんからの人気が高い食材のひとつです。

 

注目したいのは、鮭に含まれる赤い天然色素「アスタキサンチン」です。
アスタキサンチンは、体内の有害な活性酸素を除去する働きがあり、免疫力・自然治癒力を高めてくれます。
またアスタキサンチンの抗酸化力はビタミンEの1000倍とも言われています。

 

その他にも、血液をさらさらにしてくれる効果のある、オメガ3系不飽和脂肪酸(DHA・EPA)が含まれてい
ます。高血圧・動脈硬化・狭心症・心筋梗塞などの予防に効果が期待できます。

 

さらには、「万能ビタミン」と呼ばれるビタミンDも豊富に含んでいます。
ビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。
丈夫な骨を作るためには欠かせない栄養素です。

 

このように、鮭はワンちゃんの老化防止、健康な免疫力の維持、ガン予防への効果が期待できます。
ワンちゃんに鮭を与える時は、生よりも加熱調理するのがおすすめです。
少量であれば、生鮭をワンちゃんに与えても問題ないのですが、消化しにくいかもしれません。

また、天然ものの場合は別の心配があります。
最近ニュースにも取り上げられた寄生虫「アニキス」による食中毒です。
養殖の鮭の場合、また加熱調理した場合は心配いりませんので、ワンちゃんに与える際には気を付けてチェックしてください。

 

 


 

これからますます深まっていく秋。
旬の食材を見ていると、さらに強く感じることができます。

季節とともに体に必要なものも変わってきます。
それは、人間もワンちゃんも同じです。

旬の食材には、その季節に必要な栄養素がつまっています。
夏から秋へ。秋から冬へ。

いくつもの季節が混じる10月に、ぜひ食べてもらいたい食材をご紹介いたします。

 

 

●山芋
縄文時代から食べられ、「山の薬」と呼ばれている山芋。
芋類の中でも栄養価はピカイチです。

 

山芋といえば、「ねばねばした食感」が特徴ですよね。
ねばねば成分に含まれる「ムチン」は、胃の粘膜を保護してくれる効果があります。

また、山芋の中に多く含まれる「アルギニン」は、血管を拡張する作用や腫瘍の進行を遅らせる効果があると言われています。

 

ワンちゃんを病気から守ってくれる山芋。しかし、与えないほうがいい場合もあります。

アトピー性皮膚炎、腎疾患、尿路結石、腎臓結石を患っているワンちゃんは、山芋を食べることで症状が悪化してしまう可能性がありますので、注意が必要です。

 

また、「山芋を食べると痒がる」というワンちゃんもいるかもしれません。

痒みの原因は、山芋の皮の周りに多く含まれるシュウ酸カルシウム結晶です。針のようなかたちをしている結晶で、皮膚を刺激するのです。

 

予防策としては、調理の前にレモン水、または酢水につけておくこと。
シュウ酸カルシウム結晶は、酸によって溶ける性質があります。
ぜひ試してみてくださいね。

 

 

●エリンギ

秋に楽しむ旬の食材といえば、「きのこ」ですよね。
日本に自生しているきのこは、食用として食べることができるものだけでも、4~500種類前後もあると言われて
います。市場に出回っているきのこだけでも、15~20種類ほど。
種類の豊富さは、身近な食材の中でもダントツです。

 

その中で、9月~1月にかけて旬を迎えるのがエリンギです。

 

エリンギといえば「豊富に含まれた食物繊維」が特徴です。
その含有量は、きのこ類の中でもトップクラスです。

エリンギに含まれている食物繊維は、「不溶性食物繊維」といって、水に溶けない特性があります。
そのため、腸で届き、便秘予防に効果的です。

 

また、不溶性食物繊維は、胃の中で水分を吸収し膨張するため、満腹感を与えてくれます。

 

お通じの悪いワンちゃん、ダイエット中のワンちゃんにおすすめの食材です。

その他にも、血の巡りをよくするナイアシン、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富に含まれています。
冷え性、骨の弱いワンちゃんにも、ぜひ食べてもらいたい食材です。

 

エリンギを与える時の注意点は、しっかり加熱調理をすること。
そして食べやすいよう細かく刻んであげること。
エリンギには独特の食感があります。噛むのが苦手なワンちゃんの場合、特に気を付けてあげてくださいね。

 

●梨

秋の果物の代表といえば、梨ですよね。8月~10月までが旬といわれています。
瑞々しく甘い梨は、ワンちゃんにも人気の果物です。

 

90%が水分でできている梨は、ワンちゃんの水分補給に役立ちます。
お水をあまり飲まない子、夏バテが残るワンちゃんにおすすめです。

 

梨に含まれるカリウムには、利尿作用と塩分(ナトリウム)を排出してくれます。
むくみ改善や血圧を下げる効果が期待できます。

 

梨にはタンパク質を分解する消化酵素「アミラーゼ」が含まれています。
ワンちゃんの食事はタンパク質がメインです。
アミラーゼが豊富な梨は、消化を助けてくれる頼もしい食材です。

 

また、梨に含まれるアスパラギン酸は、体内に滞ると有害物質になるアンモニアを体外に排出する働きが
あります。疲労回復効果が期待できます。

 

注意点としては、どんなにワンちゃんが喜んでも、「与えすぎない」ということです。
どんな食材でもそうですが、梨には食物繊維が豊富に含まれています。食べ過ぎると、下痢や嘔吐の原因
になるかもしれません。

 

また加熱することなく、生のまま食べさせるのがベストです。
ワンちゃんの健康に役立つカリウムは熱に弱いからです。
小さく刻んだ、すりおろしたものを食べさせてあげるといいですね。


夏休みも終わりに近づき、
賑やかな日々から、”日常”に戻っていく季節になりました。

 

食材たちも、夏の香りを残しつつも、
次の季節の足音を感じさせてくれます。

 

食材には3つの「旬」があります。

 

 

その季節の終わりを告げる「なごり」
まさに今が1番おいしい「さかり」
次の季節を感じさせる「はしり」

 

 

この3つの旬を意識することで
より深く「今」を楽しむことができる。

 

これが日本料理の素晴らしいところではないでしょうか。

 

毎日の食卓の中に、
そしてワンちゃんの食事の中にも、

ぜひ取り入れていただきたい、日本人らしい感性です。

 

 

そこで今回は、
旬野菜を「なごり」「さかり」「はしり」に沿ってご紹介いたします。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

<9月の旬野菜>

 

【なごり】

 

●ゴーヤ

夏野菜の代表・ゴーヤ。7月~9月が旬の時期です。

ゴーヤにはビタミンC、葉酸、カリウム、食物繊維など様々な栄養素が含まれています。
特にたっぷり含まれているのがビタミンCで、同じく夏野菜のトマト・きゅうりの5倍、と言われています。
ゴーヤに含まれるビタミンCは、でんぷんと結合しているため、加熱しても失われにくいのが特徴です。

 

ゴーヤ独特の苦み成分は「モモルデシン」と呼ばれるもの。
肝機能アップ、血糖値・コレステロールの低下、動脈硬化予防に効果的です。

 

また、葉酸には貧血予防効果があり、細胞を元気にしてくれますので、
夏バテ気味のワンちゃんにおすすめの食材です。

 

注意点としては、稀にですがアレルギーが出るワンちゃんがいる、ということです。
そのため、初めて与える時は極少量にし、その後の様子をしっかり観察してみてください。
食べた後に目や口の周りの腫れ、嘔吐・下痢の症状が見られたら、アレルギーかもしれません。
その時は控えたほうがいいでしょう。

 

【さかり】

 

●冬瓜
「冬」の「瓜」と書きますが、夏が旬の野菜です。7月~10月にかけてが旬になります。

 

冬瓜は90%以上が水分でできていますので、まだ暑さの残る今の季節にはピッタリです。
体をクールダウンしてくれますし、抗酸化作用のあるビタミンCと併せて、夏バテ解消に効果的です。

 

また、カリウムも豊富に含まれていますので、体内のナトリウムを排出してくれます。
利尿作用、高血圧防止、むくみの解消など、体の巡りを良くしてくれます。

 

注意点としては、種と皮をそのまま与えないこと。
ワンちゃんにとって消化しづらく、負担になるでしょう。
しかし、薬膳料理にも多く使われる冬瓜。その薬効は種と皮に多く含まれていると言われています。

 

そのため、ぜひワンちゃんにも種と皮を食べてもらいたいと思うのが親心ですよね。そんな時には、種と皮を別鍋で煮て、エキスを抽出し、実の部分を調理する際に加えて調理するのがおすすめです。

 

 

【はしり】

 

●さつまいも

1年を通してスーパーで見かけるさつまいもですが、旬の季節がやってきました。自然の甘味が強いさつまいもは、ワンちゃんに人気の食材のひとつです。

 

さつまいもの主成分は炭水化物ですが、その他にもビタミン・食物繊維なども豊富に含まれています。
糖脂質の一種である「ヤラピン」は胃の粘膜を保護し、腸の蠕動運動を促進する効果があります。
さつまいもには水溶性の食物繊維が含まれていますので、ヤラピンとのコンビで、便秘予防に効果があります。

 

抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンEもたっぷり含まれていますので、ワンちゃんの老化防止を助けてくれます。

 

ワンちゃんは体内でビタミンCを生成することができますが、体調を崩している時、ストレスを感じている時などはより多くのビタミンCが必要となります。

 

ワンちゃんの元気を保つために、食事からも摂取することも大切です。
注意点としては、ワンちゃんに与える量です。どんな食物でも同じですが、特にさつまいもは食物繊維を多く含んでいます。
そのため、消化に時間がかかる食材でもあります。

 

ワンちゃんの腸の長さは、体長の約5倍と言われています。
人間の腸よりも、ワンちゃんの腸は短いので、さつまいもの食べ過ぎはワンちゃんの体に負担となります。

 

また、与える時の大きさにも注意が必要です。ワンちゃんは食事の時、咀嚼せずに飲み込んでしまいます。
大きなサイズだと喉につまらせてしまうかもしれません。
“少し小さめ”くらいを意識するようにしましょう。

 

 

 


”夏本番”の8月がやってきました。
学校も夏休みに入り、街の中も一段と賑やかになりましたね、

この季節に気を付けたいのは、やはり熱中症です。
ワンちゃんも夏野菜でしっかり水分補給して、
暑い季節を乗り切りましょう!

 

ワンちゃんも食べられる!8月の「旬」野菜!

 

●すいか

夏の果物の代表「すいか」6月~8月にかけて旬を迎えます。
スイカに含まれる栄養素・リコピンには、活性酸素を抑え、がん・老化防止に効果的です。
リコピンが含まれる食材といえば、トマトが有名ですが、スイカにはトマトの1.5倍のリコピンが含まれています。
また、近年になって発見されたアミノ酸の一種・シトルリンは、利尿作用や血管を拡げ血液の流れをスムーズにする効果があります。

 

何より、今の季節にうれしいのは水分が豊富に含まれていること。
ワンちゃんたちも、夏はどうしても食欲が落ちやすく、お水を飲む量が減りがちです。
スイカは暑い夏の水分補給・熱中症予防にも役立つ食材です。

 

スイカを与える時のポイントは、皮に近い部分を少量与えること。
果実の中心は糖度が高いですし、皮に近いほうがシトルリンが多く含まれているからです。
また、私たち人間は冷蔵庫でよく冷やしたスイカが大好きですが、ワンちゃんには常温のスイカを与えるようにしましょう。

 

●なす

なすの旬は7月~9月かけて。日本各地で数多くの種類が栽培されています。
注目したいのは、なすに含まれる「ナスニン」という成分。
ポリフェノールの一種で、皮の部分に多く含まれています。

このナスニンには、強力な抗酸化作用があり、発がん性物質に対する抑制力が高いことがわかっています。
他にも、動脈硬化・糖尿病対策、脳機能を強化する働きもあります。

 

なすを与える時には、ナスニンが多く含まれた皮の部分を積極的にとると良いでしょう。
なすの皮は少し硬いので、生のままでは消化しづらく、ワンちゃんの体に負担となります。
そのため、加熱調理してから与えてあげるようにしましょう。

 

また、「寄生虫感染をしている」「関節炎になっている」ワンちゃんにとって、なすは注意したい食材です。
気になる場合は使用を控えるようにしてください。

 

●里芋

里芋の旬は8月~12月。里芋には、他の芋類と比べてカリウムが多く含まれています。
カリウムは体内のマグネシウムを排泄する役割があり、高血圧や動脈硬化の予防に効果が期待できます。

 

また、里芋特有の「ネバネバ」の成分である「ムチン」は肝臓や腎臓の働きを良くするだけでなく、タンパク質の消化・吸収を高め、胃腸の働きを活性化させます。また、唾液腺ホルモンの分泌を促進してくれるので、消化を助け、便秘解消にも役立ちます。

 

お腹の調子が悪いワンちゃんや、シニアのワンちゃんに、ぜひ食べてもらいたい食材です。

手作りご飯で健康な毎日を!

 

「いつまでも長く一緒にいたい」

旬の食材は、そんな飼い主さんの願いを叶えてくれます。
健康な体は食事から。それは人間もワンちゃんも同じですね。

 

無料メルマガ「かわい通信」では、代表・河合のオリジナルレシピや、旬の食材をご紹介しています。
初心者の方にもチャレンジしていただきやすいレシピばかりです!
「手作りご飯、気になる……」そんな飼い主さん、ぜひぜひチェックしてくださいね!

 

 

●無料メルマガ「かわい通信」
ご登録はこちら!

やってみると意外に簡単な手作りご飯。

ワンちゃんの健康のため、ぜひ一緒に続けていきましょう!

 

 


7月に入り、蝉の元気な鳴き声を耳にするようになりました。

気温があがり夏らしい日が続くと、心配になってくるのが熱中症。
ワンちゃんはもともと体温調節が苦手な動物です。
いつも以上にワンちゃんの様子を気にかけてあげてくださいね。

熱中症対策には、水分補給が不可欠。
夏の旬野菜は、水分量が多く含まれていますので、
食事に取り入れるだけで、ワンちゃんの”元気”に役立ちます。

暑い夏には、体をクールダウンしてくれる夏野菜を。
その時必要な栄養素を補給してくれる旬野菜。
本当にありがたいですね。

 

ワンちゃんも食べられる!7月の「旬」野菜!

 

●トマト

夏野菜の代表・トマトには、ワンちゃんの健康に役立つ栄養素が豊富に含まれています。
その中でも、ミネラル、リコピンはドックフードでは摂ることができない栄養素です。
トマトに含まれるリコピンには、抗酸化作用があり、老化防止が期待できます。
体をさび付かせる「活性酸素」に、直接働きかけてくれるので、がん予防にもなると言われています。

また、水分補給になる点も、トマトの嬉しい効能のひとつです。
トマトの約90%が水分でできているため、ワンちゃんの体内に潤いをもたらしてくれます。
夏に向けて気になってくる熱中症対策にも、トマトはもってこいの食材です。

トマトを与える時の注意点は3つあります。
ひとつめは、緑色の残った未熟トマトは絶対与えないということ。未熟トマトに多く含まれるソラニンは、ワンちゃんにとって有毒になる場合があります。
ふたつめは、ワンちゃんには、果実だけを与えるようにすること。
最後に、トマトを与えすぎに注意すること。目安としては、1日の食事量の10%程度がいいと言われています。

 

●きゅうり

きゅうりには水分のほかに、ビタミンC、カリウム、食物繊維、ミネラルなどが含まれています。
カリウムには利尿作用があるため、膀胱炎の心配があったり、むくみのあるワンちゃんにオススメです。

また、きゅうりは野菜の中でもトップクラスに低カロリー。それでも、歯ごたえがしっかりしているので、食事への満足感を得られるダイエット向きの食材です。

きゅうりを与える時は、大きさに注意しましょう。食べ物をよく噛まず丸のみしてしまうワンちゃんも多いです。
体の大きさ、健康状態にあわせたサイズに切ってあげるようにしてくださいね。

 

●かぼちゃ

「秋の野菜」のイメージが強いかぼちゃですが、7月から旬の時期が始まっています。

かぼちゃに含まれる代表的な栄養素は、βカロチンやビタミンですが、カルシウム、鉄、カリウムなど、
栄養バランスのいい食材のひとつです。

βカロチンは体内でビタミンAに変わり、免疫力を高めたり、皮膚や粘膜、被毛を健康に保つ働きがあります。
風邪やウイルス、ガン予防などにも効果が期待できます。

食物繊維も豊富なので、腸内環境を整えてくれます。
体には必要ですが、実は食物繊維の分解が苦手なワンちゃんたち。
与える時には、生ではなく茹でる・蒸すなど、柔らかくして食べさせてあげましょう。

 

手作りご飯で健康な毎日を!

 

「いつまでも長く一緒にいたい」

旬の食材は、そんな飼い主さんの願いを叶えてくれます。
健康な体は食事から。それは人間もワンちゃんも同じですね。

 

無料メルマガ「かわい通信」では、代表・河合のオリジナルレシピや、旬の食材をご紹介しています。
初心者の方にもチャレンジしていただきやすいレシピばかりです!
「手作りご飯、気になる……」そんな飼い主さん、ぜひぜひチェックしてくださいね!

 

 

●無料メルマガ「かわい通信」
ご登録はこちら!

 

 

やってみると意外に簡単な手作りご飯。
ワンちゃんの健康のため、ぜひ一緒に続けていきましょう!


暑い日が多くなってきています。
夏が間近に迫って、おいしい食材の顔ぶれも、随分変わってきています。

旬の食材のうれしいところは、手の込んだ調理がいらないこと。
たっぷりの栄養と、旬ならではおいしさが食材そのものに詰まっているからです。

私たち人間にとってもうれしい「旬」の食材。
ワンちゃんとも一緒に楽しめたら、さらにうれしいですよね。

ワンちゃんの「おいしい」に、ぜひ旬野菜を取り入れてみてください!

 

ワンちゃんも食べられる!6月の「旬」野菜!

 

・オクラ

6月~8月に旬を迎えるオクラ。
私たち人間にとっても、そしてワンちゃんにとっても
健康増進や夏バテの解消、美容効果に役立つ「健康食材」です。

 

オクラのネバネバ成分に含まれた「ムチン」には解毒作用があり、内臓の働きを助けてくれます。
その他に、オクラに含まれた「ペクチン」は血糖値の上昇をおさえる、疲労回復、コレステロール低下など、体にうれしい効果が期待できます。

 

さらには、老化やガンをおさえる抗酸化作用があるβカロテンも豊富です。
このβカロテンは、ワンちゃんの体の状態によって、体内でビタミンAに変換されるという、素晴らしい特徴のある栄養素です。

 

ビタミンAは視力を維持する効果がありますので、
年齢を重ねてきたワンちゃんにはぜひ積極的にとっていただきたい栄養素です。

 

オクラを与える時は、生・加熱どちらでもOKです。
ただし、オクラは加熱しすぎると成分・栄養を失いやすい食材でもありますので、
加熱する際は「サッと」程度がいいでしょう。

 

また、オクラのタネは取り除く必要がありませんので、そのまま一緒に細かく刻んで与えてあげましょう。
そのほうが消化しやすく、ワンちゃんへの負担が軽くなります。

 

・ズッキーニ

見た目はきゅうりにそっくりですが、実は、かぼちゃの仲間なのが、このズッキーニ。
最も多く含まれている栄養素は、カリウムで、塩分を排出する効果があります。
またその次に豊富なビタミンCは、疲労回復効果を期待できます。

 

さらに、【1本(約160g)あたり 22kcal】と、とってもヘルシーな食材です。
ダイエットを意識しているワンちゃんにもピッタリですね。

また、ズッキーニにはワンちゃんの食糞防止に役立つとも言われています。
ワンちゃんがズッキーニを消化し糞になる時、ワンちゃんの嫌いな臭いに変化するんだそうです。

 

「ほんとかなぁ?」と疑いたくなるような話ですが、試してみる価値はありそうですね。

 

ズッキーニをワンちゃんに与える時は、加熱してからにしましょう。
生が絶対NGといわけではないようですが(例えば、黄色のズッキーニは柔らかいので生でも食べやすいと言われています。)
体内での消化を助ける意味でも、火を通したもののほうが良さそうです。

 

 

・パプリカ

カラフルで料理の見た目も華やかにしてくれるパプリカ。
こちらも栄養豊富な、ワンちゃんにおすすめの食材です。

 

特に多く含まれているのが、カロテンとビタミンCです。
カロテンは、被毛・肌・爪すべてをきれいにしてくれる優れた栄養素です。
免疫力を高め、感染症を防いでくれるので、アトピー・アレルギーに悩むワンちゃんの
症状改善を助けてくれます。

ビタミンCは、肌にハリと弾力を与え、抗酸化作用もあるので老化防止に役立ちます。
また、これからの季節にはうれしい「紫外線対策」にも効果が期待できます。
短毛種のワンちゃんに食べてもらいたい食材です。

 

パプリカは色によって効果が違う、とも言われています。

 

黄:ビタミンCが豊富。抗酸化作用、免疫力を高める
オレンジ:カロテンが豊富。ガン防止に効果的。
赤:カプサイシンが豊富。脂肪燃焼効果があるので、ダイエットに最適。

与える時には、タネ・ヘタを取り除き、細かく刻んであげるといいでしょう。
生でも加熱していても大丈夫です。

 

手作りご飯で健康な毎日を!

 

「いつまでも長く一緒にいたい」

旬の食材は、そんな飼い主さんの願いを叶えてくれます。
健康な体は食事から。それは人間もワンちゃんも同じですね。

 

無料メルマガ「かわい通信」では、代表・河合のオリジナルレシピや、旬の食材をご紹介しています。
初心者の方にもチャレンジしていただきやすいレシピばかりです!
「手作りご飯、気になる……」そんな飼い主さん、ぜひぜひチェックしてくださいね!

 

 

●無料メルマガ「かわい通信」
ご登録はこちら!

 

 

やってみると意外に簡単な手作りご飯。
ワンちゃんの健康のため、ぜひ一緒に続けていきましょう!

 

 

 


もう間もなくやってくるゴールデンウィーク!
大型連休にウキウキされている方も多いのではないでしょうか。

新しい年度が始まり、何かとバタバタしていた方も、
この連休中はちょっと一休み。

大好きなワンちゃん、家族とゆっくり過ごして
心身ともにリフレッシュしましょう!(^^)!

 

 

ワンちゃんも食べられる!5月の「旬」野菜

 

  

 

 

●じゃがいも
フランス語で「大地のりんご」と呼ばれるじゃがいも。5月~6月の初夏と、9月~11月の秋に旬を迎えます。
じゃがいもに豊富に含まれるビタミンCは、「りんごの5倍」と言われています。
デンプンに覆われているため、加熱しても栄養素が壊れにくいのがうれしいですね。

そのほかにも、カリウム・食物繊維も豊富で、腸の働きを刺激しお通じを良くしてくれます。

ワンちゃんの与える際には、いくつか注意が必要です。

①芽や皮を取り除くこと
じゃがいもの芽や、緑色になった皮の部分には「ソラニン」という猛毒が含まれています。
必ず取り除いてあげましょう。緑色になっていなくとも、皮はワンちゃんにとって消化しにくものです。
取り除いてあげるのが無難です。

②アレルギーに注意
小麦・米・大豆・トウモロコシなどの穀物にアレルギーがなくても、じゃがいもにアレルギー反応を起こすワンちゃんもいます。また、常食するとアレルギーが出やすくなるとも言われています。
ワンちゃんにじゃがいもを与えた時は、皮膚・毛並み・目ヤニなど、体調に変化がないか注意深く観察するようにしましょう。

③必ず火を通して与えましょう
じゃがいもを生で食べることは、人間もほとんどありませんが、ワンちゃんにとっても同じことが言えます。
茹でる・蒸すなど、必ず火を通した状態で与えるようにしましょう。
また、調理の際には水にさらすなど、アク抜きをしてあげると、さらに食べやすくなります。

 

 

●レタス
95%以上が水分でできているレタスは、1年中手に入れることができる身近な野菜です。
4~8月、11月~12月に旬を迎えます。
だんだん気温も上がってくるこれからの季節は、ワンちゃんの水分補給が気になるところ。
そんな時に助けてくれるのが、このレタスです。
カリウム・ビタミンC・ビタミンEも含まれているため、利尿作用・抗菌作用が期待できます。
細胞の生まれ変わりを促進してくれるため、体の中から若さと健康に作用します。

ただ一方で、レタスを食べすぎると、便がゆるくなり、下痢や体調不良の原因となります。
サニーレタス、リーフレタスには食物繊維が多く含まれるため、特に注意が必要です。

またレタスには、ワンちゃんにとって有害な「キシリトール」が含まれています。
とはいっても、よほどの量を食べなければ、影響はないと言われています。

いずれにせよ、ワンちゃんにレタスを与える際には、「量」に気を付けてくださいね。

 

 

●そら豆
4月~6月に旬を迎えるそら豆は、初夏の代表的な味覚です。
さらには、栄養価も高く「健康な体」には欠かせない食材と言えます。
そら豆に含まれるビタミンB1は、疲労回復を促し疲れにくい体をつくってくれます。
脂質やたんぱく質をエネルギーに変えるビタミンB2も豊富で、肥満予防に効果的です。
皮に多く含まれる食物繊維は、便秘解消を助けてくれます。

そら豆は粒が大きいため、ワンちゃんに与える時には小さく砕いてあげると、安心です。
また、アレルギーを誘発する原因になる可能性があるので、皮膚疾患などアレルギー体質のワンちゃんは
注意が必要です。

 

 

「健やかな成長を願う」こどもの日

 

 

 

 

 

ゴールデンウィーク最終日、「5月5日」は何の日でしょうか?

 

みなさんご存じの通り、5月5日は「こどもの日」です。

「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかると共に、母に感謝する日」として1948年(昭和23年)に制定されました。

 

そもそもは、奈良時代に中国から伝わった厄払いの風習が、「端午の節句」として日本で根付いたのが始まりとされています。
鎌倉時代に入ると「端午の節句」で使われていた「菖蒲」の花が、「尚武(武をたっとぶ)」に通じるとされ、武士たちの間で盛んに祝われるようになりました。この頃から、特に「男の子の誕生と成長を祝う」意味合いが強くなっていたようです。

今では、男女の区別なく「こどもの成長を願う日」として親しまれている「こどもの日」
ちなんだものにも、それぞれ由来があります。

 

●こいのぼり
江戸時代が起源。将軍家に男の子が生まれると「のぼり」を立てて祝う習慣が、武士・庶民の間にも広がったのが始まりです。
将軍家は、家紋をいれたのぼりを立てていましたが、「滝を登りきった鯉が天に昇って龍になる」という中国の言い伝えから、
庶民たちはわが子の「立身出世」を願い、「鯉のぼり」を飾るようになったと言われています。

 

●柏餅
柏の葉は、少し変わっていて「新葉が出て成長するまで古い葉が落ちない」そうです。
そこから、「子供(新葉)が誕生し成長するまで、親(古い葉)が死なない(落ちない)」と言われ、
家系が絶えない縁起物として、端午の節句には柏餅を食べてお祝いするようになったそうです。

 

●ちまき
ちまきはとても古い時代から、中国で親しまれてきました。
中国が「楚」と呼ばれていた頃、政治家として、また詩人として多くの民から慕われていた「屈原(くつげん)」という人がいました。王の側近でもあった彼は、王が他国の陰謀に乗せられていることに誰よりも早く気づきます。
国のため、王のため、そして民のために屈原は王を諌めようとしますが、王の不興をかってしまい国を追われることとなります。
その後、国の行く末に絶望した屈原は、川に身を投げて命を落としてしまいます。
そして、屈原の死を悲しんだ多くの民は、川にちまきを投げ入れ、供養しました。

屈原の命日が、今の5月5日と言われています。

ここから、中国では5月5日に「魔除け」「災いを避ける」ため、ちまきを食べる習慣が生まれました。
その習慣が「端午の節句」とともに日本に伝わったと言われています。

 

 

今日を少しだけ「特別」に!

 

 

 

大好きで大切なワンちゃんとは、これからもずっと長く一緒に過ごしたいですよね。
そのために欠かせないのは、やはり「健康」です。

健やかな体と心が「幸せの源」です。

 

いつも心で願っていても、毎日は口にしない想いがあります。
それは「大好きだよ」「元気に大きくなってね」とか、そういう暖かい想いではないでしょうか。

 

「5月5日こどもの日」は、そんな想いを届ける最高の機会です。

 

ワンちゃんの健康と、これからも続いていく今の幸せを願って
ワンちゃんの喜ぶことをしてあげたいですね。

いつもの毎日を、少しだけ特別にしてくれること。
それは、こんなことかもしれません。

 

 

●手作りごはん
いつもはドッグフードのワンちゃんにも、今日だけは特別。
お母さんの手作りご飯を作ってあげてみるのはいかがでしょうか?

ドックフードは、「手軽さ」と「計算された栄養バランス」が魅力です。
しかし、ドックフードの中に含まれる添加物、酸化防止剤、着色料などが気になる方も
いらっしゃるのではないしょうか。

手作りご飯は、お家で作る「家庭の味」
不必要な添加物からワンちゃんを守ることができます。

そして、ワンちゃんにとって何よりもうれしいのは、
「飼い主さんの愛情」がこもった食事だということ。

「手作りご飯はしたことがない」という方も、
連休中に思い切ってチャレンジしてみませんか?

作り方や食材など、不安なこともあるかもしれません。
そういった方を応援するレシピサイトも増えてきています。

ラクック

 

紹介されているレシピは、誰でも作れる簡単なものばかり。
材料もスーパーで揃えることができます。

大好きなワンちゃんに「おいしい喜び」を
「手作りごはん」でプレゼントしてあげるのもいいですね。

 

 

●お出かけ

あたたかく過ごしやすい日の多い5月は、1年で最高の「お出かけ日和」でもあります。
普段なかなか行けないような場所に、ワンちゃんと一緒にお出かけするのは、どうでしょうか?

例えば、都会で暮らしているワンちゃんにとって、思いっきり走り回れる自然豊かな場所は
まさに「夢の国」です。

運動不足・ストレス解消は、ワンちゃんの健康のために重要です。

最近では、ワンちゃんが思い切り駆け回れるドッグラン、ワンちゃん同伴OKのスポットなども
増えてきています。

家族みんなで楽しい時間を過ごしましょう!

 

 

 

「大型連休」は、私たちに「時間と心の余裕」をプレゼントしてくれます。

毎日顔を合わせている家族だからこそ、
こういう機会に「ゆっくり」一緒に過ごしたいものです。

日ごろ感じている想いや、
何となく伝えそびれたこと、聞きそびれたことを話し合ったりするのも
とても大切ですよね。

いつもと少しだけ違う「今日」を
ワンちゃんと一緒に楽しんで、心身ともにリフレッシュしてくださいね。