ケージに入れずにお預かりする神戸の安心ペットホテル「ペットシッターかわい」

〒652-0047

神戸市兵庫区下沢通3丁目

第一種動物取扱業者【保管】

名称 (株)ペットコミュニティハウス

代表 河合 弥生

所在 神戸市兵庫区下沢通3丁目

種別 保管

登録番号 0417003号

登録年月日  2017年7月21日

有効期間末日 2027年7月20日

動物取扱責任者 河合 弥生

 

第一種動物取扱業者【訓練】

名称 (株)ペットコミュニティハウス

代表 河合 弥生

所在 神戸市兵庫区下沢通3丁目

種別 訓練

登録番号 0417004号

登録年月日  2017年7月21日

有効期間末日 2027年7月20日

動物取扱責任者 河合 弥生

夏休みも終わりに近づき、
賑やかな日々から、”日常”に戻っていく季節になりました。

 

食材たちも、夏の香りを残しつつも、
次の季節の足音を感じさせてくれます。

 

食材には3つの「旬」があります。

 

 

その季節の終わりを告げる「なごり」
まさに今が1番おいしい「さかり」
次の季節を感じさせる「はしり」

 

 

この3つの旬を意識することで
より深く「今」を楽しむことができる。

 

これが日本料理の素晴らしいところではないでしょうか。

 

毎日の食卓の中に、
そしてワンちゃんの食事の中にも、

ぜひ取り入れていただきたい、日本人らしい感性です。

 

 

そこで今回は、
旬野菜を「なごり」「さかり」「はしり」に沿ってご紹介いたします。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

<9月の旬野菜>

 

【なごり】

 

●ゴーヤ

夏野菜の代表・ゴーヤ。7月~9月が旬の時期です。

ゴーヤにはビタミンC、葉酸、カリウム、食物繊維など様々な栄養素が含まれています。
特にたっぷり含まれているのがビタミンCで、同じく夏野菜のトマト・きゅうりの5倍、と言われています。
ゴーヤに含まれるビタミンCは、でんぷんと結合しているため、加熱しても失われにくいのが特徴です。

 

ゴーヤ独特の苦み成分は「モモルデシン」と呼ばれるもの。
肝機能アップ、血糖値・コレステロールの低下、動脈硬化予防に効果的です。

 

また、葉酸には貧血予防効果があり、細胞を元気にしてくれますので、
夏バテ気味のワンちゃんにおすすめの食材です。

 

注意点としては、稀にですがアレルギーが出るワンちゃんがいる、ということです。
そのため、初めて与える時は極少量にし、その後の様子をしっかり観察してみてください。
食べた後に目や口の周りの腫れ、嘔吐・下痢の症状が見られたら、アレルギーかもしれません。
その時は控えたほうがいいでしょう。

 

【さかり】

 

●冬瓜
「冬」の「瓜」と書きますが、夏が旬の野菜です。7月~10月にかけてが旬になります。

 

冬瓜は90%以上が水分でできていますので、まだ暑さの残る今の季節にはピッタリです。
体をクールダウンしてくれますし、抗酸化作用のあるビタミンCと併せて、夏バテ解消に効果的です。

 

また、カリウムも豊富に含まれていますので、体内のナトリウムを排出してくれます。
利尿作用、高血圧防止、むくみの解消など、体の巡りを良くしてくれます。

 

注意点としては、種と皮をそのまま与えないこと。
ワンちゃんにとって消化しづらく、負担になるでしょう。
しかし、薬膳料理にも多く使われる冬瓜。その薬効は種と皮に多く含まれていると言われています。

 

そのため、ぜひワンちゃんにも種と皮を食べてもらいたいと思うのが親心ですよね。そんな時には、種と皮を別鍋で煮て、エキスを抽出し、実の部分を調理する際に加えて調理するのがおすすめです。

 

 

【はしり】

 

●さつまいも

1年を通してスーパーで見かけるさつまいもですが、旬の季節がやってきました。自然の甘味が強いさつまいもは、ワンちゃんに人気の食材のひとつです。

 

さつまいもの主成分は炭水化物ですが、その他にもビタミン・食物繊維なども豊富に含まれています。
糖脂質の一種である「ヤラピン」は胃の粘膜を保護し、腸の蠕動運動を促進する効果があります。
さつまいもには水溶性の食物繊維が含まれていますので、ヤラピンとのコンビで、便秘予防に効果があります。

 

抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンEもたっぷり含まれていますので、ワンちゃんの老化防止を助けてくれます。

 

ワンちゃんは体内でビタミンCを生成することができますが、体調を崩している時、ストレスを感じている時などはより多くのビタミンCが必要となります。

 

ワンちゃんの元気を保つために、食事からも摂取することも大切です。
注意点としては、ワンちゃんに与える量です。どんな食物でも同じですが、特にさつまいもは食物繊維を多く含んでいます。
そのため、消化に時間がかかる食材でもあります。

 

ワンちゃんの腸の長さは、体長の約5倍と言われています。
人間の腸よりも、ワンちゃんの腸は短いので、さつまいもの食べ過ぎはワンちゃんの体に負担となります。

 

また、与える時の大きさにも注意が必要です。ワンちゃんは食事の時、咀嚼せずに飲み込んでしまいます。
大きなサイズだと喉につまらせてしまうかもしれません。
“少し小さめ”くらいを意識するようにしましょう。